世界は広がる

空と飛行機

コロナの中、
一日中家の中で生活しても平気な私は、
ちょっと腰が痛いと感じていたので、運動せずひきこもってみた。

ほぼ1週間、家から出ずに、ただやることだけはやって、
規則正しく、寝て起きて、生活していた。

気持ち的には十分「まだまだいける」感があったのだけど、
全然ダメだったのは体だったことに驚いた。

運動をしないことによる筋力の低下。
スポーツ選手でもなんでもなく、ただ毎日通勤して仕事するだけの人で、土日はひきこもってゲーム生活で、補うためにイヤイヤ走ったりするだけなんだけど。
そんな私でも、これには驚いた。

足がつりやすくなって、
ちょっとそこまで歩いたら筋肉痛になった。

甘やかしすぎたな・・・
これからは、いくら引きこもりOKでも自分で体を動かすことを課さないと。

同時に、
こんな経験ができたこと、
健康な私が、まるで入院でもしていたかのような経験ができたこと。
これはとっても貴重だと思った。

私は想像力が欠けている。
人の気持ちは自然にはキャッチできず、めっちゃ注視して、気持ちを向けて、ようやく気づく。
そして、経験の幅が狭いため、想像しても「??」なことも多い。
相手が思っていることを実感できない、まるで文字だけが入ってくるような感覚。

この私が生身で経験できることは限られているけれど、
今回、入院したり、ひきこもったり、体を動かせない人について少しだけ分かった気がする。

四十肩・五十肩という加齢痛になって
体が勝手に衰えていくときの気持ちや、
痛いって、こういうことか!みたいな単純なことも、やっと理解できた。

ニュースやツイッターで、厳しい状況にいる人のことを、
いつも憐みのような一方通行の気持ちで今まで見ていたとしたら、
うまく表現できないけど、一方通行ではなく、自分にも感覚が返ってくるような、そんな経験ができた。

たしかに、コロナだし、私も家族も会社はかなり衝撃をくらっていて、決して安泰ではない。
悪い面を見れば、どんどん深みにはまっていきそうになるけれども、
今回だからこそできた経験もある。

ちょっとだけ、自分の心の世界が広がっていればいいな。
人との心の距離が縮まる経験になっていればいいな。

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